Q & A

よくあるご質問

太陽光発電システムは、太陽電池モジュール(一般的には太陽光パネルと呼ばれている)に光が当たると電気が発生する「光電効果」という現象を利用し、太陽の「光エネルギー」を直接「電気エネルギー」に返還して活用する仕組みとなっています。発電した電気は直流と呼ばれる(乾電池のように+と-があるような電気)電気であり、それを家庭の電気機器で使用できるようにするため、パワーコンディショナと呼ばれる機器で直流の電気を交流の電気(家庭のコンセントから取れる電気)に変換して使用します。

太陽光発電は、他の発電設備(原子力や火力発電など)に比べて極めてクリーンな発電方式であり、光エネルギーを電気エネルギーに直接変換するもので、発電時に一切の排出物(CO2など)の発生がなく、可動部分も無いため騒音の発生もありません。また、発電のためのエネルギー源は太陽光であり、将来的に枯渇する心配がなく且つ無料で使用し続けることができる環境にやさしい発電設備といえます。

また、発電した電気は、家庭で使用して余った電気を電力会社に10年間(余剰売電契約時)買い取ってもらうことができ家計にもやさしい設備といえます。

各家庭における消費電力は、家族構成や使用されている電化製品や生活スタイルにより大きく異なるため一概には言えません。例として4人家族の一般的な家庭が使用する平均年間電力使用量が約5,500kWhと言われています。また、太陽光発電システムの発電量は、メーカーや設置条件、地域などにもよりますが、システム1kW当たり年間1,000~1,100kWhと言われています。よって、4人家族の一般的な家庭であれば5kW程度のシステム(年間発電量5,000~5,500kWh)を設置することで年間の消費電力をまかなうことが可能となります。但し、まかなうことができるといっても電気代がゼロになるわけではありません。太陽光発電は日中しか発電出来ず、また、蓄電機能もないため、天候の悪い日や夜間、また、日中でも電力消費が大きい場合は電力会社より買電することになります。 また、対象条件によりますが、「太陽光発電システム」価格が『0円』で設置ができる、弊社独自の『0円太陽光プロジェクト』のプランもありますので、お気軽にお問合せください。

通常の場合、売電の開始までは3~4か月程度かかります。太陽光発電システムを設置されたお客様(売電を伴う場合)は、発電事業者とみなされ、電力会社への申込申請を経て、その後経済産業省への事業認定認可が必要となります。そのため、最短でも3~4か月程度かかってしまうわけです。また、申請が込み合う時期や、電力会社の事業所によっては認定が下りるまでに半年以上かかってしまったケースもありました。弊社としましても1日でも早く認可が下りるように手続きをしておりますが、電力会社、及び経済産業省からの返事を待つ形となりますので、何卒ご理解頂きますよう宜しくお願い致します。

売電した電気料金は、契約時に指定した契約者の口座に電力会社より直接振り込みで入金されます。売電分は、通常の電気料金(買電)とは相殺されずに個別に扱われます。

発電した電気は、まず家庭で使用されている電気で消費されます。次に消費分だけでは使い切れずに余った電気を電力会社に売電しますのですべてを買い取ってもらえるわけではありません。よって、日中、太陽光システムが発電しているときは、なるべく消費する電力量を抑え節電することにより、より多くの電気を売電することができます。

余剰電力売電においては、売電が開始して10年間は、買取契約初年度の価格で継続されますので変更はありません。但し、買取契約を締結した年度に応じて年々買取価格は下がっていく傾向にありますので早めのお申し込みをお薦めします。

発電量は日射量に比例します。天気の悪い日でも晴天時より発電量は少なくなりますが発電します。但し、曇りでは晴天の1/3〜1/10、雨天では1/5〜1/20の発電量になります。降雪の場合、雪が太陽電池モジュールに積もった場合は発電はしません。日射がなくなった夜も当然、発電はしません。

日中で太陽が出ている時に限りますが、発電した電気を非常用電源として使用することができます。但し、専用のコンセント(自立コンセント)からのみの使用となり、その使用量は最大で1,500W(パワコン1台当たり)となります。また、メーカーによっては切換の際に簡単な操作が必要になる場合があります。しかし、蓄電池と併用されている場合は、全負荷タイプの蓄電池であれば、停電時も通常時と同様に家庭内で電気を使うことが可能となります。また、余った電気は蓄電池に自動で充電され夜間に備えられますので蓄電池との併用をお薦めします。

モジュールを取り付ける架台は多くの種類の屋根や材質に対応して設計されていますので、モジュールを設置する屋根の面積が十分であればよほど特殊な形状や材質の屋根でない限り設置することが可能です。但し、建物の築年数などによっては、屋根の吹き替えなどが必要になる場合があります。いずれにしても、現場調査時に調査員が屋根面、および屋根下地、屋根裏などを入念に確認し、その結果をメーカーが受けて設置の可否が決定されます。

東面や西面の屋根面へも設置可能です。太陽電池モジュールは、真南面で傾斜角約30°(設置する地域による)の時が積算発電電力量が最大になります。また、東西それぞれ45°の方位で設置した場合でも真南設置と比較して約5%、真東・真西に設置した場合でも約15%ほどしか低下しません。但し、北面への設置はお薦めできません。

東面や西面の屋根面へも設置可能です。太陽電池モジュールは、真南面で傾斜角約30°(設置する地域による)の時が積算発電電力量が最大になります。また、東西それぞれ45°の方位で設置した場合でも真南設置と比較して約5%、真東・真西に設置した場合でも約15%ほどしか低下しません。但し、北面への設置はお薦めできません。

太陽電池モジュールと架台は風に対して建築基準法準拠の設計をしています。また、各メーカーは地域ごとに定められている標準風速、設置高さなどを考慮して最適な架台を設計するためメーカーが定めた施工方法にて施工すればパネルが飛ばされる心配はまずありません。メーカーによっては風速毎秒60mに耐えうる設計になっているものもあります。

太陽電池モジュールに直接落雷したということは極めて稀ですので、設置したからといって雷が落ちやすくなることはありません。

太陽電池モジュールからは出ませんがパワーコンディショナからは、運転時にわずかな音(36dB程度)が出ます。但し、36dBとは図書館の館内と同じぐらいの静かさです。また、パワーコンディショナはメーカーによりますが屋内設置型と屋外設置型がありますので、わずかな音が気になる方は、打ち合わせ時に屋外設置型を希望されることをお薦めします。

太陽電池モジュールを屋根面に設置した際には、太陽からの熱の遮熱効果がありますので、直接、屋根が温められることが無くなり、夏場の冷房負荷の軽減が期待できます。また、太陽からの紫外線も防ぐため、屋根材の紫外線劣化軽減も期待できます。

建物自体の築年数などにより異なりますが、太陽電池モジュール、および取付金具の重さは、陶器瓦の1/3~1/4程度と軽く、屋根への荷重は特に問題ありません。

太陽光発電システムは、日の出、日の入、天候状態に合わせて自動的に運転します。また、売電や買電も自動でおこなうため基本的に操作する必要は一切ありません。但し、停電時に非常用電源(自立電源)を使用する際にメーカーによっては手動にて切り替え操作をする必要がある場合があります。

太陽光発電システムは、太陽電池モジュールに光が当たっている時のみ発電をおこなうため、太陽光発電システム自体に蓄電機能はありません。但し、蓄電池を設置し併用して使用することで、昼間の太陽光システムで発電した電気を蓄電池に蓄電することが可能です。これにより、蓄電した電気を太陽光が発電しない夕方以降、もしくは曇りや雨天時の発電量が少ない際に放電させ電気をまかないます。また、電気代が割安になる夜間電力(電力会社との契約が必要)を利用してその時間帯に充電し、日中の割高な時間帯に放電させることにより経済的に使用することができます。

日常的な点検としては、モニタにて発電量を確認するだけで十分です。設置されている太陽電池モジュールの表面の汚れについては、その大部分を雨水が流してくれるために基本的に掃除の必要はありません。但し、お住まいが降灰地域、鳩などの糞被害がある場合などは、雨水だけでは十分に汚れを落としきれない場合があります。その場合は弊社担当までご相談ください。パワーコンディショナについては、10数年ほどで部品交換などのメンテナンスが必要となりますが、異常なく稼働している場合は必要ありません。

保証期間、及び保証内容は各メーカーによって異なりますが、一般的に太陽電池モジュールの出力保証は25年、パワーコンディショナー等は15年保証、施工保証は10年保証が主流となっております。契約前に弊社担当に遠慮なくご確認ください。

5kWの太陽光発電システムを設置した場合、年間約5,000~5,500kWhの発電量が期待できます。これを火力発電所に置き換えて計算した場合、地球温暖化の原因といわれているCO2の炭素量に換算すると年間約1,840kgの二酸化炭素排出を削減したこと同等になります。また、灯油に換算した場合は年間約1,340Lの削減と同等になります。

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